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私が読んだ本の紹介とちょっと書評。。。

【書評No.2】マーク・モラノ『「地球温暖化」の不都合な真実』 

この本の紹介

 

今や「地球温暖化」が起こっているというのは周知の事実であり、我々の日常に大きく影響を与えています。日本ではプラスチックゴミの削減と二酸化炭素を減らすという目的からレジ袋の有料化が始まります。

 

二酸化炭素温室効果ガスだから排出しすぎると地球が温暖化してしまう」

 

小学生の教科書にも載っていそうなことですが、果たして本当でしょうか?

本当だとしても、二酸化炭素だけが悪いのでしょうか?

 

これらの疑問を政治的観点・科学的観点からもすっぱ抜く内容となっています。

いわゆる暴露本(?)的な感じです。

 

www.nippyo.co.jp

 

この本の概要と重要な4つの真実

 

地球温暖化は科学的問題ではなく政治的問題である」

まず、二酸化炭素による地球温暖化に科学的根拠はありません。しかし国連はIPCC気候変動に関する政府間パネル)という組織を作ってしまったわけです。この組織は温暖化の危機を訴える機関です。地球温暖化していないと分かれば、この国連直下の組織は必要なくなります。なので意地でも二酸化炭素によって地球温暖化していることにしたい。私個人の感想としては、国連は完全に見切り発車をしてしまったんだなという感じです。国連には世界経済を配下におき、世界エネルギー需給を差配するという目的があるらしいのですが、二酸化炭素による地球温暖化には無理がありすぎたのかなと思います。つまり、地球温暖化は政治的問題であると述べています。

 

「データの調整や捏造が平気で行われている」

さて、1つ目の真実で述べたようにIPCC二酸化炭素によって地球温暖化していることにしなければなりません。そして見切り発車してしまった国連は二酸化炭素による地球温暖化に賛成する研究に関しては多くの研究費を出します。研究者は研究を稼げなければ食べていくことはできないので必死に証拠を探すわけです。そんな中で、ここでは非常にインパクトのある実例が出されています。

なんと、観測値が事後調整されているというのです。

研究者が真実を捻じ曲げるというのは如何なものなのか?もしかすると、日本でもこのようなことは起きているかもしれませんね・・・。

 

後進国や途上国を苦しめる二酸化炭素排出制限」

我々先進国は化石燃料で発展してきました。では国連が二酸化炭素の排出を制限したら途上国や後進国はどうなるでしょうか?例えば、化石燃料を先進国に輸出することでお金を稼いでいる国があるとします。先進国は二酸化炭素の排出を制限されているため、いずれは化石燃料が必要なくなります。化石燃料を輸出していた国はどうなるでしょうか?発展が止まります。結果的に二酸化炭素の排出制限は途上国や後進国の発展を妨げ、世界の発展が遅れることになるのです。意味がありませんね。

 

地球温暖化は心配いらない」

地球温暖化と騒がれているのはこの数十年をみた時に、わずかに温度が上がっているか変わらないかの微量の変化の事を示しています。地球は46億年の歴史を持っていて、そのスケールでみたとき、現在は二酸化炭素濃度が低く気温も低いところに位置しています。そしてそれは数百年、数千年ではほとんど変わらないでしょう。しかも二酸化炭素は大気の0.04%しか存在していません・・・と色々書かれていますが、地球について多少勉強している私自身も全く同意見です。つまり心配無用。

 

この本を読んでほしい人

 

この本は科学的で専門的なことはあまり書かれていません。なので一般の人も読み物としては非常に面白く読めると思います。さらにもっと読んでほしいのは研究者や専門家の方たちです。科学というものがどうあるべきか、改めて考えることができると思います。政治同様、カネが絡むと人間は冷静ではいられなくなるのです。科学者も人間ですから、そうなってしまう可能性は高い。科学者は常に冷静であるべきです。

 

まとめ

 

非常に多くの実例とともに地球温暖化についての真実について述べられていて面白かったです。私自身も地球温暖化については懐疑的であるので同感できる部分は多かったです。今度は地球温暖化賛成派の本も読んでみたいと思いました。

【書評No.1】福和伸夫『次の震災について本当のことを話してみよう。』 

この本の紹介

 

名古屋大学教授の福和伸夫氏が「ホンネ」で語る防災。

 

「あなたの防災は完璧ですか?」

 

日本は地震大国にも関わらず防災の意識が弱すぎる!という内容を多少過激に読者に伝えてくれる。もちろん、伝えるだけでなく実践方法もしっかりと書かれている。

専門家ではない素人の人が読んでもわかりやすく、専門知識が必要な言葉には本文下部に解説もついている。

 

これを読んで、「楽しみながらの防災対策」をしよう!

 

bookpub.jiji.com

 

この本の重要な3つのポイント

 

「我がこととして考える」

この本の重要なところは「次の地震」ではなく「次の震災」であること。

ネットニュースをよく見る方はわかるかもしれませんが専門家が、「南海トラフ地震は~」とだらだらと地震のことについて述べた後、災害に備えよと警鐘を鳴らすだけの記事をよく見かけます。週刊誌に言わされているのか、儲かるのかは知りませんが実際には何も中身はありません。地震が来るからどうすればいいのか、具体的に想定される被害を列挙、最悪のケースを想定したリアルな物語がここには書かれています。

例えば「シン・ゴジラ」の映画。あれはまさに災害時の日本の対応を皮肉ったものであり、あのようなことは現実でも起こり得ます。もはや他人事ではないのです。

 

「歴史から学ぶ」

 巨大地震がきて、津波がきて・・・というのは過去も今も同じです。日本に住んでいる以上仕方のないことなのです。では先人たちはただただ被害受けただけでしょうか?

古文書にはちゃんと記載されています。「想定外」という言葉だけでは済まされないと僕は思いました。また、地名にはその土地の特性を示している場合もあります。水に関する漢字が入っている地域が水害のある地域であるとよく言われます。そういう場所に住むのは危険です。昔の人がそういう地域名をつけてくれたのだから我々は危険を察知するべきですね。

 

「意識を変える」

では被害を最小限に留めるためにはどうすればいいでしょうか?死者を出さないためにはどうすればいいでしょうか?大きな堤防を作ればいいのでしょうか?それは現実的ではないし、作っている間に震災が起こってしまうかもしれません。

答えは簡単です。1人1人が対策をすればいいのです。危険な地域に住まない、家具止めをする、耐震補強をする・・・誰でもできます。堤防を作るよりも簡単です。多くの人が意識を変え、小さな努力をすることで強大な力となるのです。

 

次の震災とは

 

さて、そもそも次の震災とは何か?みなさんの予想通り「南海トラフ地震」ですね。

この本では「南海トラフ地震」が発生した場合の最悪のケースを想定しています。少し過激すぎるかもしれませんが、この最悪のケースは過去に起きているので起こらないとは言い切れません。東南海のどちらかが割れるいわゆる「半割れ」が起き、津波が来て、あらゆるライフラインが停止し、富士山が噴火し、もう片方も割れて、津波が来て・・・。これでもあなたは防災怠りますか?

 

まとめ

 

この本は図が多く、解説も豊富なため読み物としては非常に読みやすかったです。防災について興味がないという人でもすんなり読めてしまう本です。また、地震学というものがなんのために存在しているのか専門家も改めて気づかされるのではないか、そんな本でした。これを読んで未曽有の震災に是非備えて欲しいですね。

 

 

 

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